094:腹(文乃)

このお腹にみんな入っていたのにね 子どもは次々親の背を抜く
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093:わざわざ(文乃)

強風の指にかき回され続けざわざわざわめきやまぬ芦原

092:徴(文乃)

回復の徴候見えて軟膏を傷に塗る手がちょっぴり弾む

091:略(文乃)

「前略」と書き出してみればするすると嘘並べられる大人になった

090:山(文乃)

山肌に立ちのぼる雲に洗われて木々の葉はまた色を深める

089:マーク(文乃)

ミシシッピの水面に永遠(とわ)の冒険を刻んでいったマーク・トウェイン

088:炭(文乃)

炭酸水はじける速さで夏がゆくあなたが父でいられる時間

087:当(文乃)

速い子と丁寧な子と 掃除にも個性出てくるお風呂当番

086:珠(文乃)

数珠つなぎにちょこちょこ並ぶ一年生少し曲がった整列をする

085:化石(文乃)

うつくしい化石のような思い出が記憶の地層に蔵(しま)われている
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