2015.1月 うたの人「キス」

キスチョコの銀紙そっと剥くように次に逢える日を確かめている






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「うたの人」は、「うたの日」の歌会で花束(一位)を取った人だけが翌月参加できる特別な歌会です。12月に私の二首が偶然のように花束を頂けたので(どちらも、数人が同点で一位になった日でした)、「うたの人」に参加のノミネートをしていただきましたが、これが最初で最後の機会かもしれないと思って参加しました。

お題は「キス」。もともと恋愛の歌を詠むのが苦手で、このお題にはとても困りました。まずは直球でキスを詠もうとしましたが、どうしてもうまくいかず、キスでなければキスチョコかキスマークかな…と考えて、キスチョコのホームページを見たりしている間に上の句ができ、その後に下の句を考えた、という順番でできあがった歌です。いろいろと至らない点はあるかもしれませんが、良くも悪くも、これが今の自分に作れるベストの「キス」短歌だと思っています。

出詠してみると、思いがけずたくさんの票と温かい評の言葉を頂くことができて、とても感謝しています。皆様、ほんとうにありがとうございました。
さらによいものが作れるように、これからも自分のペースで進んでいきたいと思います。
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参加します(文乃)

二度目の参加です。昨年は題詠blog2014を機に、初めて短歌に挑戦することができ、とても幸せな年になりました。前回は三十一文字に収めるので精一杯でしたが、今年は一首一首を丁寧に詠みたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

「うたの日」投稿作品(12月)

2014.12.1「暗」
絶望がまたやってきた暗がりの中から笑顔で手を差し出して

2014.12.2「冬」
列島に冬が来た 夫には雪を私たちには雨を降らせて

2014.12.3「山」
あの山の向こうに雪が降るのだろう校庭にひらり舞い散る風花

2014.12.4「師」
転がされ一人ころりと寝たままで涼しい顔の起き上がり小法師

2014.12.5「ちびまる子ちゃん」
あんなこともこんな気持ちも覚えてるそうだねみんなまる子だったね

2014.12.6「オムライス」
なぜ書くのと照れる子の名前ケチャップで大きく書いて出すオムライス

2014.12.7「泣」
泣き言は言わずにいても選ぶ本にこころの疲れが滲み出ている

2014.12.8「えっと」
「ママ、えっと…」の続きを待てぬ狭量を袋に詰めて棄てにゆきたい

2014.12.9「喜」
一つずつ開ける喜びアドヴェントカレンダーが日々に明かりを灯す

2014.12.10「デート」
千百キロ二日がかりで越えてくる君の助手席に座る喜び

2014.12.11「週1」
週一で帰れる距離ならよかったね ライブカメラで雪を見ている

2014.12.12「パンチ」
二穴のパンチ開ければきらきらと零れ落ちゆく記憶のかけら

2014.12.13「喫茶店」
少女らは水玉のように笑い合いホットケーキと夢を食べてる

2014.12.14「必死」
婚活は何処も厳しフウチョウの求愛ダンス激しさを増す

2014.12.15「ケーキ」
分け合ったケーキの最後のひとかけら遠慮のかたちに残されている

2014.12.16「銀」
わたくしも銀河の一部が結晶しこうして息をしている不思議

2014.12.17「いっせーの」
手術後の我をベッドに移すため息を合わせるナース六人

2014.12.18「18」
18はおばさんなのだと思ってた14歳の時間感覚

2014.12.19「一気」
一気には片付けられないことばかり散らばる家で今夜も眠る

2014.12.20「木」
さやさやとポプラ並木の揺れる影走り抜けてく朝の自転車

2014.12.21「追」
追いつくか追いつかれるかのスパートで歓声上がるマラソン大会

2014.12.22「忍」
将来の夢は「にんじゃになりたいです!」笑顔で掲げる卒園証書

2014.12.23「誕生日」
大事な人がいる喜びをカレンダーにちりばめるように書く誕生日

2014.12.24「クリスマス・イブ」
いつまでも願い事決められぬ子がサンタを悩ますクリスマス・イブ

2014.12.25「祈り」
鈴の音と柏手の音が響くたび新たな祈りが羽ばたいてゆく

2014.12.26「納」
大納言小豆ゆっくり煮ていればとろりと暮れる年の瀬である

2014.12.27「スキー/スノボ」
雪積もる校庭に集う一年生今年も始まるスキー学習

2014.12.28「走」
待ち受ける第二走者の手のひらがバトンをつかむまでの永遠

2014.12.29「着」
磯巾着(いそぎんちゃく)指を入れては「きゅっとした」と喜ぶ子らのいる夏休み

2014.12.30「暮」
夕暮れは青を深めて涼やかに光り始める銀の三日月

2014.12.31「歌」
児童らが歌う「BELIEVE」講堂に満ちて優しく親たちを包む
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