題詠blog2013のお題を借りて(5)

021:仲
仲良しの四人きょうだいころころと子犬がじゃれ合うように育ちぬ

066:きれい
望みとは叶わないもの遠く出て消え去る虹のようにきれいだ

074:ワルツ
ぽろぽろと雨粒こぼれてくるようなピアノが奏でるサティのワルツ
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題詠blog2013のお題を借りて(4)

008:瞬
少年は踏み切り線へ走り込む跳ぶ瞬間にすべてを賭けて

010:賞
この三年頑張った賞の金メダルそっと自分の首にかけよう

題詠blog2013のお題を借りて(3)

002:甘
アーモンドチョコの甘さをかみしめて失ったものの多さを思う

003:各
子育ては各駅停車 ある時はスイッチバックで景色楽しむ

014:更
一家族の夢抱き終えて風の中 更地は次に棲む夢を待つ

題詠blog2013のお題を借りて(2)

040:誇
デコルテのなめらかな肌老いてゆく身体に僅かな誇りを灯す

047:繋
薄れゆく日々の輪郭繋ぎとめたくて強く拭く角皿の縁

題詠blog2013のお題を借りて

題詠blog2014の百首を無事に詠み終えましたが、引き続き、勉強のために題詠を続けることにしました。
今回は、昨年の題詠blog2013から、お題を拝借いたします。題詠blogを主催されている五十嵐きよみ様、お題の使用の許可をありがとうございました。

今回は、題の番号の順にはこだわらず、詠めた歌から順次アップしていきたいと思います。
おそらく百首全部は詠めないと思いますが、短歌を詠むための糸口としてお題を使わせていただき、自分の詠みやすいものから少しずつ作ってみます。

001:新
新入学進級新年度新学期しんしんづくしの四月到来

新しき星座のように友の名をWikipediaにて見つけておりぬ

004:やがて
やがてまた元素に還るその日まであなたは花でわたしは人で

005:叫
スーパーの床に膝つき叫びたいどの食品が安全ですか

006:券
幸せへの特急券が欲しくなる日もある今日もとぼとぼ歩く

007:別
山猫の馬車別当にみちびかれ心は遥か賢治の山へ

009:テーブル
テーブルの厚みも木目も傷跡も子らの記憶にやさしく残れ

016:仕事
赤ちゃんは泣くのが仕事 中学生は反抗するのがお仕事である

028:幾
幾重にも雨のベールが下りてきて山と私を白く隔てる

029:逃
全力で走って逃げる寂しさに追いつく時間を与えぬように

031:はずれ
柔らかきはずれ(葉擦れ)の音に包まれて木々の梢を見上げていたり

034:勢
楽しみにしていた録画はきょうだいが勢揃いして見るのが流儀

041:カステラ
カステラの律儀なまでの明るさに大事な話を切り出せぬまま

059:永遠
(サルバドール・ダリの展覧会で)
永遠に落ちる卵をいつまでも見ていた『ポルト・リガトの聖母』

068:兄弟
兄弟で笑い合う日々が君たちを強く支えてくれますように

079:悪
じゃがいもを悪者にして夕飯の支度が遅れた言い訳をする

083:霞
あの山の霞み具合で本日の大気汚染の数値をはかる
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